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2006年04月 アーカイブ

2006年04月01日

論文・寄稿・講演等

  • Mukti Ali, Masashige MOTOE: Mobile Phone Features and Physical Behavior based on Generation in Public Space - Case study: Losari Beach Platform in Makassar City, Indonesia -, pp.65-74, Journal of Habitat Engineering and Design, Volume 4, Nomber 1, March 2012.

  • 堀田竜士、岡安正寛、長坂一郎、本江正茂:シェアオフィスの共用部におけるワーカーの 行動特性に関する研究、Designシンポジウム2010、精密工学会、2010年11月

  • 岡安正寛、堀田竜士、本江正茂、長坂一郎:シェアオフィス内の行為シーケンスの分析による コンフリクトの特定 — 分析手法の開発 —、Designシンポジウム2010、精密工学会、2010年11月

  • 本江正茂、パネルディスカッション「Designシンポジウムの未来 - 若手研究者が描く横断的共創の設計図 -」におけるパネリスト、Designシンポジウム2010、精密工学会、2010年11月

  • 本江正茂、講演「公共施設のファシリティマネジメント」、宮城県市町村職員研修所、2010年11月24日。

  • 本江正茂,石田壽一,小野田泰明,堀口徹,阿部仁史:国際建築ワークショップ World Architecture Workshop 2002-,平成22年度工学・工業教育研究講演会,講演論文集 pp.230-231,2010年8月

  • Masashige Motoe, "Redesigning the way to use and share urban spaces", a lecture on a conference "GloNet" of FutureEverything, at TRUNK Creative Office Sharing, Sendai, Japan, 2010.5.13

  • 本江正茂「情報コミュニケーション技術と都市・建築」、五十嵐太郎編『建築・都市ブックガイド21世紀』彰国社、pp.144-145, 2010

  • マスミ・メイサム,本江正茂,石田壽一:「国家建設法規」の制定背景と内容の包括性に関する考察 日本建築学会技術報告集,第33号, 2010.6

  • 佐々井良岳,堀田竜士,池田晃一,本江正茂:ブレインストーミングにおけるアイデアの室と量に関する研究,日本オフィス学会誌 vol.2, no.1, pp.43-50, 2010.4

  • 本江正茂「いま本当に必要なデザイン教育」、スタジオレクチャー「なんのための仕事」における講演、せんだいメディアテーク、2010年3月21日

  • 本江正茂「公共施設のファシリティマネジメント」、仙台市職員セミナー「都市の活力を維持するファシリティマネジメント——戦略的な都市インフラの活用」における講演、仙台市役所、2010年3月19日

  • 本江正茂「芸術と科学と環境と」、シンポジウム「芸術と科学と環境と——明日のアートを考える」における基調講演、宮城県美術館、2009年12月12日

  • 池田晃一, 本間茂樹, 後信和, 本江正茂: グループワークにおける身体移動及び発話の活発さと作業評価に関する考察——創造的なグループワークに関する研究(その2), 日本オフィス学会誌 vol.1, no.2, pp.49-58, 2009.9

  • 堀田竜士, 池田晃一, 本江正茂: 動画像での個人作業環境モニタリングによる作業者の行動特性に影響する環境要因の抽出——モニタリングシステムおよび二次元データのヴィジュアライズ手法の開発, 日本オフィス学会誌 vol.1, no.2, pp.59-63, 2009.9

  • 本江正茂「地図から省かれた他者」新世代オフィス研究センター編『オフィスの夢 集合知:100人が語る新世代のオフィス』彰国社、pp.280-281, 2009

  • 本江正茂「不寛容ゆえの悲劇を越えて」新世代オフィス研究センター編『オフィスの夢 集合知:100人が語る新世代のオフィス』彰国社、pp.198-199, 2009

  • 小野寺 望、小池 宏明、小野田 泰明、本江 正茂:のこすこと、そしてつくること
    -仙台市いろは横丁保存・更新計画(その2_ 設計編)、日本建築学会2009年度大会建築デザイン発表梗概集、14089、pp.178-179, 2009

  • 小野寺 望、小池 宏明、小野田 泰明、本江 正茂:のこすこと、そしてつくること
    -仙台市いろは横丁保存・更新計画(その1_ 事業計画編)、日本建築学会2009年度大会建築デザイン発表梗概集、14088、pp.176-177, 2009

  • マスミ メイサム、石田壽一、本江正茂: 1970 年代の日本/オランダ両国の試作工業化住宅評価に関する考察 イランにおける工業化住宅の研究-1、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5578、pp.1179-1180, 2009

  • 堀田竜士、池田晃一、本江正茂: 動画像での作業環境モニタリングによる作業者の 行動特性に影響する環境要因の抽出、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5244、pp.511-512, 2009


  • 植木貞彦、池田晃一、本江正茂: ワーカーの活発度からみる創造活動の研究(その 3) 知的創造活動におけるアイデアの表出の有効性に関する検証、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5243、pp.509-510, 2009


  • 池田晃一、本江正茂:ワーカーの活発度からみる創造活動の研究(その 2) 被験者の移動 ・ 発話の活性度変化と創造性評価についての考察、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5242、pp.507-508, 2009

  • 坂口和敏、岡田佑介、松本裕司、本江正茂、地主廣明、仲隆介: トピックビジュアライザーを組み込んだ会議環境に関する研究(その2)-メモを外化するトピックビジュアライザーの開発-、日本建築学会2009年度大会学術講演梗概集、5255,
    pp.533-534, 2009

  • 本江正茂「芸術文化活動が生み出す「場」のポテンシャル」、シンポジウム「獲得される「パブリック空間」——芸術文化活動が造る新たな都市環境」における基調講演、都市環境デザイン会議、エルパーク仙台、2009年7月18日

  • 坂口和敏、小橋真哉、松本裕司、茅原拓郎、本江正茂、地主廣明、仲隆介: トピックビジュアライザーを組み込んだ会議環境に関する研究、日本建築学会2008年度大会学術講演梗概集 E-1分冊建築計画Ⅰ、pp.291-292、2008

  • 池田晃一、本江正茂「働くことを測ること:ワークプレイスデザインメソッドの確立に向けた作業者行動の観察」日本オフィス学会第10回大会予稿集、pp.87-93, 2009.4

  • 池田晃一、本間茂樹、後信和、本江正茂「平面画像によるモニタリング手法の開発および活発度指標の提案:創造的なグループワークに関する研究(その1)」日本オフィス学会誌 vol.1, no.1, pp.37-44, 2009.3

  • 本江正茂「ユビキタス技術がもたらす都市空間の新しい使い方」ウチダフェア2009 IN 仙台における講演、2009年2月3日

  • 本江正茂「オフィスとは何か、何ではないか」オフィス・エンヴァイアロンメント、2008年冬号、pp.22-25、近代家具工芸社、2008.12


  • 脇坂圭一・本江正茂、2008、遮蔽縁シーンブックの不連続点と視覚体験における分節点との対応ー建築内部空間の記述方法に関する研究、日本建築学会東北支部研究報告集第71号計画系、pp.211-216

  • 脇坂圭一・本江正茂・小野田泰明、2008、生態学的空間記述方法としての遮蔽縁シーンブックの開発,2008年度日本建築学会大会(中国)学術講演梗概集(E-1)、pp.799-800


  • 池田晃一,後信和,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その1)――平面図画像作成システムと活発度の測定」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 後信和,池田晃一,本江正茂「グループワークにおけるワーカー活発度と創造性の研究(その2)――活発度分類と知的生産性に関する考察」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 須藤春香,本江正茂「場所への関わり方とその捉え方に関する研究――性別・立場・滞在歴の違いによって撮影する写真はどう違うか」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 植木貞彦,本江正茂「データの表象から見る知的創造活動の研究――実作業に基づく知的生産性に関する考察」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 堀田竜士,池田晃一,本江正茂「動画像による作業環境とユーザ行動に関する比較研究――就業者の行動特性に影響する環境要素の分析」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 近藤伸亮、山田哲弥、本江正茂、「関係性のデザイン実践のためのパターン言語構築をめざして」日本設計工学会, デザインシンポジウム2008,2008.11

  • 本江正茂「オフィスという大雑把な言葉では複雑で多様な情報生産の現場の諸相をとらえきれないのだとすれば?」、日建設計マネジメントソリューションズ・シンポジウムにおける講演、2008年8月22日

  • 本江正茂「場所へのコミットメントをデザインする——没場所性に抗して」札幌学院大学社会情報学部紀要『社会情報』, vol.17, No.2, pp.41-58, 2008年3月

  • 本江正茂「傘と楯」『アルセン』2008年4月号,仙台市市民文化事業団,2008,http://www.bunka.city.sendai.jp/backnumber/arsen.html


  • 本江正茂「地方都市のロードサイド」『建築学大百科』朝倉書店, pp.230-231, 2008
  • 本江正茂「情報通信技術と場所性」『建築学大百科』朝倉書店, pp.414-415, 2008
  • 本江正茂「ショッピングモール 差異と反復」『建築学大百科』朝倉書店, pp.228-229, 2008


  • 脇坂圭一・本江正茂、2007、現代建築の分析に向けた遮蔽縁シーンブックの開発―建築内部空間における視覚体験の記述方法に関する研究その1―、2007年度日本建築学会大会(九州)学術講演梗概集建築計画I(E-1),pp.629-630

  • 脇坂圭一・本江正茂、2007、現代建築の分析に向けた遮蔽縁シーンブックの開発―建築内部空間における視覚体験の記述方法に関する研究その1―、日本建築学会技術報告集、第26号、vol.13、pp.691-694

  • 本間茂樹、池田晃一、野中広斗、奥野幹、岡田拓也、長田尚文、本江正茂「知的創造活動と環境の可変性に関する研究(その1):カメラアレイによる空間把握と行動視覚化手法に関する研究」第30回情報システム利用技術シンポジウム、pp.157-160、日本建築学会、2007.12

  • 池田晃一、本間茂樹、高橋脩、須藤春香、後信和、横山公貴、本江正茂「知的創造活動と環境の可変性に関する研究(その2):グループ設計課題における作業のモニタリング」第30回情報システム利用技術シンポジウム、pp.189-192、日本建築学会、2007.12

  • 脇坂圭一, 本江正茂:建築内部空間における視覚体験の記述方法に関する研究 その1 -現代建築の分析に向けた遮蔽縁シーンブックの開発-、日本建築学会東北支部第70回支部研究報告会報告集、2007.6

  • 本江正茂「OPENHOUSE」『建築ノート』第2号,pp.113-115, 2007

  • 本江正茂「オフィスからワークプレイスへ」『建築雑誌』2007年2月号,p.30,日本建築学会, 2007

  • 本江正茂「縮小する地方都市の将来イメージ」『まちづくりの百科事典』丸善,2006(予定)

  • 本江正茂「場所へのコミットメントを支援する「環境情報デザイン」に関する研究」日本設計工学会, Designシンポジウム2006,2006.7.4-5

  • 本江正茂「没場所性に抗する情報技術の使い方」,東京大学大学院情報学環COE国際・シンポジウム「ユビキタス情報社会における都市デザインとコミュニティ」講演,東京大学武田先端知ビル武田ホール,2006.6.28

  • 本江正茂「身近なテーマで「FM」感覚を磨く——宮城大学のFM教育」『カレント』JFMA, pp.52-53, 2006

  • 本江正茂,中西泰人「没場所性の物質的豊かさと場所の最良の質とをつなぎあわせる情報技術の使い方はあるだろうか?」『モバイルソサエティレヴュー未来心理』第6号,モバイル社会研究所,2006

  • 本江正茂「没場所性に抗して」『10+1』#42,INAX出版,2006.3

  • 本江正茂「情報の視点から見る関係性のデザイン」第7回設計方法シンポジウム「関係性のデザイン」講演,日本建築学会,2006.1.23

  • 本江正茂「情報の視点から見る関係性のデザイン」第7回設計方法シンポジウム「関係性のデザイン」資料集,日本建築学会,2006.1

  • 本江正茂「国際建築ワークショップ」『建築雑誌』2006年2月号,日本建築学会,p.39,2006.2

  • 本江正茂「住宅におけるインタラクション・デザイン−意識資源の希少性をめぐって」『情報化の視点からみた建築・都市のフロンティア』日本建築学会総合論文誌第4号,pp.34-35,2006.2

  • 本江正茂「ワンストップデザインサービス:マブチモーター新本社プロジェクト」『情報化の視点からみた建築・都市のフロンティア』日本建築学会総合論文誌第4号,pp.50-51,2006.2

  • 本江正茂「ティピカルプラクティスの構成」『情報化の視点からみた建築・都市のフロンティア』日本建築学会総合論文誌第4号,p.27,2006.2

  • 中西泰人+本江正茂「時間と空間を編む」,「アート&テクノロジーの過去と未来」展トーク・イヴェント「21世紀の[情報+建築]に向けて」,Inter Communication Center, 2005.11.5

  • 本江正茂「高齢者とユビキタス社会」,TUM Tokyo Workshop, Frontier Architectural Engineering,東京大学,2005.10.5

  • 五十嵐太郎×本江正茂,対談「卒業設計は時代とともにある。そしていま,僕らはどう向き合うか。」,五十嵐太郎編『卒業設計で考えたこと,そしていま』彰国社,2005

  • 本江正茂「ともに働く力を鍛える環境情報デザイン戦略」第4回「まいく郎フォーラム 情報共有とセキュリティの将来像:その最新トレンドと事例」 基調講演,けんぽプラザ,2005年9月7日

  • 本江正茂「Beyond The Internet Decade 建築・都市は情報社会の期待にこたえてきたか /建築の視点」日本建築学会情報システム技術委員会情報社会デザイン小委員会,シンポジウム,建築会館ホール,2005年6月20日

  • 本江正茂「環境情報デザインの試み」日本建築学会東北支部大会みちのくの風2005山形,招待講演 計画・環境部門,2005.6.12

  • 本江正茂「空間術講座18『身体』総括編」,パネルディスカッション,阿部仁史アトリエ,2005.6.10

  • 本江正茂「空間術講座18『身体』第一回 情報技術時代の身体」レポート,ギャラリー間,2005.6

  • 本江正茂「空間術講座18『身体』第一回 情報技術時代の身体」ナビゲータ,AXISギャラリー,2005.4.8

  • 本江正茂「環境情報デザイン論——場所へのコミットメントを支援する情報技術の使い方に関する研究」東京大学大学院博士論文, 2005.3

  • 阿部仁史,小野田泰明,本江正茂,堀口徹編著『プロジェクト・ブック』彰国社,2005.3

  • 本江正茂「卸町のツボを探して」『仙台卸商団地ニュース』平成17年1月号(No.426), 2005.1

  • 阿部仁史+本江正茂「ドメスティック・アーバニズム」, pp.224-241, 五十嵐太郎編『リノベーションの現場—協働で広げるアイデアとプロジェクト戦略』彰国社, 2005

  • 本江正茂「せんだいメディアテーク——プログラムの理念と実態と」日本建築学会大会建築経済部門パネルディスカッション「建築プロセスにおけるプログラミングの有用性」資料集,2004.8


  • 元永二朗,半明照三,掛井秀一,田中浩也,中西泰人,本江正茂「トランスネットワークシティの“位置=情報”をめぐるケーススタディ」日本建築学会研究協議会『ユビキタス社会における建築と情報の新しいかたち』資料,pp68-72, 2004.9

  • 仲隆介,本江正茂「情報社会デザイン小委員会の活動とユビキタス社会へのスタンス」日本建築学会研究協議会『ユビキタス社会における建築と情報の新しいかたち』資料,pp54-55, 2004.9


  • Yasuto Nakanishi, Masashige Motoe, Shohei Matsukawa, JIKUKAN-POEMER: Geographic Information SystemUsing Camera Phone equipped with GPS, and itsExhibition on a Street, Mobile HCI 04 (6th International Conference on Human Computer Interaction with Mobile Devices and Services), Glasgow, Scotland, 2004.9

  • 本江正茂,中西泰人,松川昌平「時空間ポエマー——GPSカメラケータイを用いたWebGISの多摩センターにおける運用実験と評価」日本建築学会大会論文梗概集,2004.8


  • 本江正茂,中西泰人,松川昌平, 「時空間ポエマー」における環境情報デザインの試み——携帯電話からの位置情報付き写真投稿による地域情報共有システムの構築およびその空間的展示,日本設計工学会, Design Symposium 2004, 2004.7

  • 本江正茂, 中川雅史「情報環境で変わること:情報化と住宅のつきあい方」『新建築住宅特集』2004年5月号,第217号,pp98-99,新建築社,2004

  • Noriyuki Ueda, Yasuto Nakanishi, Shohei Matsukawa, Masasige Motoe, Geographic Information System Using a Mobile Phone equipped with a Camera and a GPS, and its Exhibitions, IEEE Fourth International Workshop on Smart Appliances and Wearable Computing (IWSAWC 2004)

  • 上田紀之, 中西泰人, 真鍋陸太郎, 本江正茂, 松川昌平:GPSカメラケータイを用いたWebGISの運用実験とその評価, 地理情報システム学会第7回S-ITワークショップ, 2003.

  • 上田紀之, 中西泰人, 真鍋陸太郎, 本江正茂, 松川昌平:GPSカメラケータイを用いたWebGISの構築, 電子情報通信学会ヒューマン情報処理研究会報告, HIP2003-7, 2003.

  • 上田紀之(電通大),中西泰人(農工大),本江正茂(宮城大),松川昌平(000studio),「時空間ポエマー : GPSカメラケータイを用いたWebGISの運用実験とその評価インタラクション2004, 2004年3月5日。

  • 本江正茂「ケータイはリモコンであり,住宅はタイマーである。」『建築文化』2004年4月号,p96, 彰国社,2004
  • 設計競技「TPO ReCoMmendation 2004 スローフード スローライフ スローアーキテクチャー」において,阿部仁史アトリエ『おいしい住宅−Buono House』プロジェクトに参加。2004年1月。落選。

  • 本江正茂「アジャイル」『建築文化』2004年2月号, 2004
  • 本江正茂「コラボレーション」『建築文化』2004年2月号, 2004
  • 阿部仁史『Browsing Landscape』プロジェクトに参加。2003年12月。
  • 編集協力:仲隆介+中西泰人+本江正茂 特集「建築と情報の新しいかたち」、『10+1』第33号、2003.12

  • 建築文化週間2003 シンポジウム「建築とロボティックスの融合 ?情報化から空間知能化へ?」,日本建築学会,(2003年10月9日)にパネリストとして参加。「環境情報としての建築」と題してプレゼンテーション。主催者による議事録が読めます。

  • 本江正茂, 中西泰人, 松川昌平, 井上由子, 須藤春香, 玉谷里佳, 上田紀之:時空間ポエマー—携帯電話からの位置情報付き写真投稿による地域情報共有システムの構築およびその空間的展示——, 日本建築学会 第26回情報システム利用技術シンポジウム, 2003
  • 建築というドメイン:『建築文化』2003年8月号、p54
  • オフィスビルに発想の転換を:『新建築』2003年6月号pp63-71、林昌二、森島慶太、岸本章弘、阿部仁史、本江正茂による座談会。
  • 時空間ポエマー+カキコまっぷ−GPSカメラケータイを用いたWebGISの構築−:電子情報通信学会 第6回 S-IT ワークショップ、上田 紀之+中西 泰人+真鍋 陸太郎+本江 正茂+松川 昌平

  • OfficeUrbanism:JA50, Summer, 2003



  • ローカルサイトの建築・施設における環境情報デザイン:本江正茂+納村信之、日本建築学会『建築雑誌』2003年6月号pp56-57
  • せんだいデザインリーグ2003——卒業設計日本一決定戦@sendai:『新建築』2003年5月号pp196-197、2003.5
  • 仙台市民図書館はSmtから分離独立すべきである、か?:smt letter no.15 所収、2003.4
  • 交流という視点から見る郊外住宅地の居住環境——公開講座報告——:宮城大学事業構想学部紀要第5号、2003.3
  • 宮城大学のファシリティマネジメントシステム構築に関する調査研究:宮城大学事業構想学部紀要第5号、2003.3
  • 時空間ポエマー(2003.1)
  • 都市・建築デザインを情報により横断する——環境情報デザインWG の試み——:日本建築学会 第25回情報システム利用技術シンポジウム, pp279-282(2002.12)

  • ネットワークの重層する都市を横断する——トランス・ネットワーク・シティWG の試み——:日本建築学会 第25回情報システム利用技術シンポジウム, pp271-274(2002.12)
  • レイアウト イン デザイン(2002):建築文化2002年8月号(No.660)
  • プロジェクト——期待の結晶(2002):『JA』45, Spring,
    2002

  • 待つことと想像すること:2001年『新建築』年評(2002)

  • デザインの道具としてのコンピュータ:1990年代をふりかえって。(2002) 準備中

  • ミース・ファン・デル・ローエ(2001) 準備中

  • 仙台とルクセンブルグ、あるいは長久手とダブリン:「日本・ヨーロッパ建築の新潮流2001」展を見て
    (2001)

  • 空間リテラシーと情報リテラシー(2001)
  • みまもりほっとライン (2001)

  • せんだいメディアテークでのワークショップ/「smt世界一周:仙台と世界を結ぶ新たなテーマの発見」
    (2001)

  • 情報の砂漠 vs デジタル・オアシス (2000)

  • リモートコラボレーションにおける位置情報の共有——Context Aware Messaging
    Serviceの運用実験——
    (2000)

  • SURVEY ON THE WORKPLACE IN URBAN SPACE
    (2000)

  • 建築学科を出ると何になれるか (2000)

  • 都市の時間と空間に散開するプレイヤー (2000)

  • 亀戸サンストリート見学記(1999)

  • Connective House の構想とその基盤技術の開発[PDF]
    (1999)

  • オープン・ネットワーク・コラボレーション——地球外知性探査計画 SETI@home——
    (1999)

  • サイバーアーキテクチャーのディテール (1999)

  • 都市空間のワークプレイスに関する一調査:仲隆介, 本江正茂, 掛井秀一, 元永二朗, 渡邊朗子,:日本建築学会 第21回情報システム利用技術シンポジウム(1998)

  • 電脳建築家 坂村健:オフィス、ミュージアム、大学 (1998)

  • 建築の学び方の学び方:東京大学・海外建築家連続講演会 (1998)

  • キレイ(?)な建築:バーチャルアーキテクチャー展,『建築文化』1997年7月号,第660号, p.12, 1997.7
  • コンピュータの中の「建築」 (1997)

  • 体の戦法 (1997)

  • ウルブスを取り戻せ (1996)

  • 何を描けばいいのか?——建築設計からみる図学教育 (1996)

  • 地下鉄とエイリアス (1994)

  • 香港:都市に住む覚悟 (1993)

  • 香港:イリーガルストラクチュアの美学 (1992)

  • 大英帝国のインド新帝都計画に関する研究(その2),日本建築学会大会学術講演梗概集,1992
  • 大英帝国のインド新帝都計画に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集,1991
  • 大英帝国のインド新帝都計画に関する研究(修士論文梗概) (1991)

2006年04月03日

NIFTY-Serve終了

会員サポート > 「ワープロ・パソコン通信」サービスの終了について:@nifty

NiIFTY-Serveがパソコン通信のサービスを終了。インターネットサービスの@niftyだけになる。日経mixやPC-VANがなくなっていくなか,NIFTYは残っていたが,とうとう3月末で終了した。

ネットのいろんなことはみんなNIFTYで学んだ。
ちょっとセンチメンタルな気持ち。

狭帯域従量課金時代。
電話代が安い深夜,クンロクやニーパッパのモデムでピーゴロゴロと,とにかく差分をダウンロードして,接続を切ってから読んでいく。Macには,ComNiftyとか茄子とか絶妙に特化されたフリーソフトがあって,とても使いやすかった。

膨大な書き込みの資産は失われるのかな。だとすると残念。
パソコン通信では,ネット用の言葉遣いがたくさん開発されていった。作者によって自らタイプされ,プリントされず画面で横書きで読まれた言葉。輻輳するトピックを束ねつつほぐし連なる不特定のコミュニティによる言葉。

将来の日本語研究ににおいて,fjとパソ通とテキスト系サイトと2chとブログと,短い時間に急速にネットの書き言葉が増殖していった言葉の広がりを,いつかなんらかの力技で分析することができるようになるだろう。そのときNIFTY-Serveのログは重要な資料になるのではないか。

公開しつづけることは難しくとも,封印して将来のためにどこかに埋めておいたらいいのではないか。ネットにも遺跡が必要なのだ。

関連記事:さよなら「パソコン通信」、最後のサービスが19年の歴史に幕 - CNET Japan

新年度初出勤

新しい職場で最初の出勤。辞令も他の要提出書類と一緒に渡される。
すでに見慣れた空間とはいえ,「お客様」でなくなると様子が違ってみえる…わけでもないか。

私のセルに積み上げられた段ボール箱を書架に詰めて,イスとテーブルを入れる。テーブルは高すぎるので脚を75mm切り落とし,天板高さを680mmまで下げた。床下の配線の出口が具合が悪い位置だったので,アクセスフロアをはぐって動かす。タイルカーペットのネチャネチャとの格闘は何度やっても不愉快なものだ。

必要最小限の備品だけ取り出して,ボチボチと仕事をはじめる月曜日。

2006年04月04日

つながらぬ

新しい職場の環境で,iChatやらSkypeやらで,あちこちとリアルタイムに接続してみるテスト。

が,肝心のビデオが通らない……orz

ファイアウォールまるごとはずしたり,いろいろしてみるものの結局判断つかず。この建物でビデオ会議やっておられる方,もしいらっしゃいましたら教えて下さい。

2006年04月06日

基礎訓練キャンプ

200604060018 Apple - Boot Camp

驚いた。
しかし「新兵訓練基地」とはうがったネーミング(笑)
自分の商品のユーザ体験に相当な自信がないとできない作戦だなあ。
同時に起動してシームレスに使えるともっといいんだが。
なんにしてもIntel iBookがますます楽しみに。

『Life Hacks PRESS』

を読む。ちょっと前なら「知的生産の技術」と呼ばれていたような話。

田口 元, 安藤 幸央, 平林 純, 角 征典, 和田 卓人, 金子 順, 角谷 信太郎,『Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~』技術評論社,2006

そもそも「hack(ハック)」とは,プログラマが自分の仕事を片付けるために書いている,自分だけの小さなプログラムのことです。もともとは技術用語ですが,それを仕事や生活全般に広げた「自分だけのやり方」が広く lifehacks と呼ばれるようになったようです。(p.3)

GTD, Google, プレゼン,マインドマップ,情報整理,文房具,勉強会……と,少々とっちらかった印象なんだけれども,いずれもなかなか面白い。ただlifehacks的態度,つまり行動を一般的に概念化して方法論的に考えるという姿勢にいくらかでも親しんでいないと取っ付きにくいかもしれない。

GTDのことも端的な形で紹介されていて,これまで敬して遠ざけてきたのだが,いっちょやってみるかという気になった。「知識社会では,仕事の終わりがどんどんあいまいになってきて」おり,このことがいつまでもまだやることが残っていると感じさせ,働き手にストレスをもたらしているという指摘には膝を打った。

「勉強会のススメ」も非常に具体的で,よい記事。副題の「対話を促進する学び場の運営ノウハウ」をいたずらにややこしい言い方でいうと「場所へのコミットメントを支援する情報技術の使い方」ということになるかもしれません。

MIND HACKS,LIFE HACKS ときたら,次に我々が考えるべきは PLACE HACKS だろうなあ。『プロジェクト・ブック』は PROJECT HACKS だしな。

todoに
 □GTD
と書く不思議


Podcast「語学学習」ガイド

アップル - iTunes - iTunes & iPodで聴くPodcast「語学学習」ガイド

English Through Storiesがおすすめ。
この "English as a Second Language"に相当する日本語教育のコンテンツってあるのかな。

iPodでPodcastをメニューから選んで再生すると,ひとつ終わるとメニューにもどってしまう。新着Podcastだけを入れたスマートプレイリストを作っておくと,連続して聞ける。


  • すべてのルールに一致
  • Podcast である
  • 再生回数が 0 である
  • ライブアップデート

リストを「追加日」でソートしておくべし。

Honda "Impossible Dream"

2005/06 Advert: Honda "Impossible Dream" - Google Video
Honda Impossibledreams

ホンダの素晴らしいCM。泣けた。

歌もいいねえ。

続きを読む "Honda "Impossible Dream"" »

2006年04月08日

マップでクチコミ!マップコミ

マップでクチコミ!マップコミ

Google Mapベースに,クチコミ情報を書き込めるマッシュアップな地図サイト。同様のWeBAはSNSの仕立てになっていたが,こっちはユーザ登録も不要。メアドも一応書き込むのだがノーチェック。情報の精度は期待できないのではないか。

なにより,投稿するインセンティブがまったく用意されていない。

やっぱり誰が何に使うのかを見定めてやらないと,「できちゃったマッシュアップ」だよなあ。 カキコまっぷはちゃんとコミュニティを見定めてやってきたのが偉かったと改めてわかる。


2006年04月09日

ナショジオの転送

定期購読している『ナショナル ジオグラフィック』の4月号がずいぶん遅れて届いた。普段はヤマト便で自宅に届くのに,今回は郵送である。しかも,いつもと袋が違い,そこには,「お届けが遅れたことをお詫び申し上げます。」とある。

悪いのは私のほうなのだ。引っ越したのを連絡していなかった。ちょうど今朝,住所変更の葉書を出したところだったのだ。だからまだ先方は新しい住所を知らないはずなのに,だしぬけに今日届いたので,ちょっと驚いたのであった。

包みには住所変更連絡用の葉書が同封されており,そこにはこう断りがあった。

さて,弊社では本誌の配送をヤマト運輸に委託し,宅配(投函配達)でお届けしていますが,今回あなた様にお届けした本誌が,何らかの理由で配達できずに返本されてまいりました。改めて郵便にてお送りさせていただきましたが,お届けが遅れたことを深くお詫び申し上げます。

幸い,郵便の転送願いは出してあったので,それで今日届いたのだった。

今までこういう経験はなかったので,とても感心した。こういうサービスは普通のことなのだろうか?日経ナショナル ジオグラフィック社の発案なのか,それともクロネコメール便のアイデアか。(『日経アーキテクチュア』はまだ届かないから前者かな?)

2006年04月11日

FM1, 2006.4.10

はじめに
Fm1 2006 01

来週までの宿題!
次回までに、自分の住んだ住宅の各階平面図(1/100)を作図してくること。A4用紙。学籍番号と氏名、提出日を明記すること。
現在住んでいる住宅でも、以前住んでいた住宅でもよい。ありありとその住宅の様子を思い浮べることのできる住宅を選ぶこと。単身でではなく、家族で暮らした経験のある住宅がのぞましい。部屋名は、当時実際に呼ばれていた名称を記入する。
空間デザインコースの学生以外で,製図に慣れていない場合は簡単な間取り図でかまわない。

2006年04月12日

建築ITコミュニケーションデザイン論,2006.4.12

はじめに
講義日程,自己紹介等

Aitcd 2006 01-1

次回は4/19,「データの表象」です。

2006年04月13日

AIJデジタルライブラリー

AIJデジタルライブラリー

日本建築学会が会員むけに研究集会資料などを有償PDFでダウンロードできるサービスをはじめた。大会の資料などはその日のうちに品切れになることも多く,建築学会の図書館に行かないと見られないものも少なくなかったので,たいへんよろこばしい。せっかくの論文が「品切れ」のために日の目を見ないというのはもったいないではないか。

こうしたサービスがあることを前提として制作されたわけではなかった資料は権利の問題で載せにくいのだろうか,まだ品揃えは十分とはいかないが,今後の充実が期待できるだろう。

ピクチャ 1-9

どうせなら,「黄表紙」や機関誌も,希望者にはPDFで配布することにしたらいいのではないか。検索できるし,場所は喰わないし,読みたいところだけプリントできるし,私にはいいこと尽くめに思われる。同じ値段でも紙束よりPDFがいいと思う印刷物はけっこうある。

その点,漫画なんかはぜひ紙で読みたい。大きいのがあるならそれがいい。4巻も早く出せ。

2006年04月15日

The monk and the fish

岸辺のふたり」のデュドク・ドゥ・ヴィットのアニメ。すばらしい。

via サテメモ

『考えるシート』

を読む。

山田 ズーニー,『考えるシート』,講談社,2005

著者はベネッセで小論文指導の方法を企画してきたプロデューサ。現在はフリー。
書くべき文章を複数の問いの連鎖に構造化したテンプレートを提示する。

たとえば,「おわび」を考えるシートは……

  1. 相手理解
  2. 罪の意識
  3. 謝罪
  4. 原因究明
  5. 今後の対策
  6. 償い
の6つの問いに答えていくというかたちになっている。

いってみれば,『鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ』の方法論をさらに一般化したかたちだ。

まずは,このテンプレートをつかって文章を書いてみることは,作文や手紙が苦手でどうにも手をつけられないという人には有効だろう。

さらに,大学などでまとまったレポートや論文を書き始めている人には,文章の主たる「問い」を意識すること。そして,立てられた問いを「よりミクロな」「より具体的な」「より易しい」(p.167)複数の問いに分解し,構造化するという方法を学ぶ必要がある。

High Dynamic Range Image

PingMag - 10枚の「ゴッサム・シティ東京 」

露光値を変えて撮った同じ構図の写真を組み合わせて、「妙にクリアな色と詳細が細やかなシュールな」「可能な限りの詳細が全て見える不思議な写真」を作るという技の紹介。

隅々まで適正露出の異様な世界。
ある意味,建築家のビジョンをそのまま取り出した写真かもしれない。

via fladicct.net blog

Wikipedia: High dynamic range imagingも参照のこと。

追記:
17% Gray 撮影日記にもHDRについて,もう少しつっこんだ説明がある。とりわけこの作例が素晴らしい。先に「建築家のビジョンをそのまま」と書いたときに,なんとなくこんな見え方のことを想像していたのだが,まさにその通りの画像。しびれた。

人間の目は白飛びや黒つぶれがありません。なぜなら255:1の8bit記録を遥かに上回る10000:1ものコントラスト差を識別できるほど肉眼というデバイスは優秀だからです。そのため最終的にHDRで作成した画像はまるで肉眼で見るようにとても自然に見えるはずです。しかし当たり前のようでいて、従来はなかなかなしえなかったことです。

2006年04月17日

PSP みんなの地図

みんなの地図  ソニースタイル

PSPを買う理由がやっとできた……気が一瞬したが,GPSはまだないみたいだし,画面がきれいなだけじゃ携帯電話に比して優位性が足りなくね? それともすっごくビュンビュン動いて,電話なんかとは使い心地が全然違うんだろうか。

地図っつうと「タウン情報」「穴場情報」だってのも,いやはやなんともねえ。
ジンギスカン屋の情報もらってもなあ…。

そりゃジンギスカンは好きですよ。でもなあ…せめて,TOTOの『建築MAP*』シリーズがあればなあ。

つうか,『グラウンディング』読めってこった,まず。誰かがちょうどいいのを作ってくれるのを待つんじゃなくて,使う側のほうで勝手にドンドン新しい使い方を作らなくちゃならないんだ。

大きなムービーをなめらかに再生したいが……

GeForce6600グラフィックカードを2つ積んだPowerMac G5 (Quad 2.5GHz)で、4画面にまたがる2560*480pixのQuickTime Movie を再生したいのだが,カクカクしてしまって見るに耐えない。一度だけスムースに再生できたので,なにか設定の問題だとは思うのだが,その設定を再発見できない状態。どうしたらいいものか。

大きなムービーをなめらかに再生するための勘所はどのあたりにあるのでしょうか?
マシンの設定?
ムービーのフォーマット?

2006年04月18日

FM1, 2006.4.18

FM概論:人口の減少する社会で

Fm1 2006 02

次週までの宿題:
次回(4月24日)までに、宿題1で平面図を制作した住宅について、
1. 現在(作図した当時)の使用状況
2. あなたと同年齢で異性の居候が同居する場合、想定される使用状況
以上をそれぞれ記入した平面図(都合2枚)を制作せよ。

2の場合、住宅の躯体を変更しない限りで、間仕切等の改造をしてもよい。家具も動かしてよい。ただし、床面積を変更してはならない。

使用状況の記入にあたっては、各室について、
・部屋名(実際に呼ばれる名前)
・その部屋での就寝者
・主な家具配置
・特記事項(アクセス権など)
を記入すること。

A4用紙。学籍番号と氏名、提出日を明記すること。

2006年04月19日

建築ITコミュニケーションデザイン論,2006.4.19

データの表象
Aitcd 2006 02

2006年04月20日

緑なす建築

藤森照信さんが今年の4年生の設計課題の非常勤講師で来られることになっていて,今日が出題。レクチャで自作を語られたのを聴く。

孫悟空の似合う建築,米マツ削岩機仕上げ,日本画を土足で見ていいのか,(サヴォア邸のおざなりな屋上庭園をみて)コルビュジェは嘘つき,こんな屋上庭園じゃ建築は植木鉢にすぎない,などなど,キャッチーな言葉が次々と発せられ,教室は笑いが絶えない。さすがのエンターテインメントだった。

個人的には,特別に許可を得て岩をよじ上っていって撮影したという投入堂の内側から山を見渡した写真が印象に残った。雲間に青々と山が連なっている眺めは実に神妙。いや,はじめて見た。

課題は,せんだいメディアテークの隣接地(ただし対面の甘栗屋を壊してはならない)に,緑を取り入れた建築を設計せよというもの。

建築家が理念的な「みどり」に寄りかかってしまう甘さについては,ランドスケープデザイナーの石川初さんが厳しく指摘しておられる

植物がきわめて「環境」に「依存」してることなんか、専門知識ですらない。ベランダでハーブでもちょっと育ててみれば実感することだ。 どうしてこう、緑色に塗った途端にそれ以上の思考が停止して、何もかも解決するかのように思いこんで恥じないのだろう。

藤森さんも実際に生きた植物とわたりあってこられた方だから,そういう甘さには厳しいであろう。

履修者諸君は心してかかるべし。まずはそれこそベランダにハーブでも植えてみてはいかがか。

2006年04月24日

ミヤギ大キネマ 第二回

ジャック・タチ『ぼくの伯父さん』1958年,フランス

宮城大の講堂の大きなスクリーンで映画を見るゼミ。スクリーンで映画を見たことがない,という学生の発言に衝撃をうけて,茅原・土岐両氏とともに緊急発足したもの。

先週は開講記念短編映画特集ということで,


  • Charles & Ray Eames, "Powers of Ten"
  • John Landis, "Thriller"
  • Zbig Rybczynski, "Tango"
  • 石橋義正「CR製薬株式会社」

を見た。

その後の延々続くブレストで次回以降の検討作品を上げていった。見ておかなくてはならないが,各自で見ておけばいいので,何もゼミで取り上げることもないものという映画として,「ブレードランナー」をベンチマークとしてリストアップしていく。「ブルーベルベット」は「ブレードランナー」だから「ワイルドアットハート」だろ,などという。

映画と音楽は常に上の世代から押し付けられるものだ,との小川さんのコメントには首肯するものの,さりとて見てもいない映画は推すわけにもいかず,徒にリストが伸びていくばかりなのであった。

それでもえいやと決めて,今日はジャック・タチです。

FM1, 2006.4.24

居候問題評価会議
Fm1 2006 03

宿題があります。詳しくはハンドアウトで。
メールで提出。締め切りは2006年5月5日金曜日。消印有効。

5月1日は宮城大の創立記念日のため休講です。次回は5月8日。

東京自転車グリーンマップ

東京自転車グリーンマップ
Google Maps API上に公開されたグリーンマップシステム。
右上の判例をクリックすると,アイコンが地図に出ます。
衛星写真にすると,道の気配もうかがえるようでいい感じ。坂も見られるGoogle Earthならもっといいかも。

登録情報はもっと増えるといいなあ。
多摩湖の周回道路とか,どうでしょう。

via nextdesign:blog: 東京自転車グリーンマップ

2006年04月26日

建築ITコミュニケーションデザイン論, 2006.4.26

空間の表象
Aitcd 2006 03

2006年04月28日

Google SketchUp (free)

SketchUp - Google SketchUp (free)

無料の3Dモデラー登場。
これからGoogle Earth上にたくさんのモデルが並ぶ時代になりそうです。

私たちが協同組合仙台卸商センターとともにとりくんでいる「バーチャル卸町プロジェクト」でも,Google Earth に対応した3Dモデルづくりの研究を進めてきています。その成果物のビデオやkmlは近日公開の予定。こうなったら急がないと。

追記:
よいまとめ記事を発見。
Google SketchUp:直感的な3Dモデリングソフト - Engadget Japanese

再追記:

この革新的なソフトが、Googleから無償で提供されることになった。パース界においてのJWCADとなりえるのではないか。無償バーションとはいえ、SketchUpの素晴らしい機能群を少なくしたものではない。制限としては、有償版にはあるobjや3dsなどのフォーマットへの出力ができないとうことと、「個人かつ非商用利用にかぎり無償で利用可能」ということがある。

余談になるが、クリエイターの仲間内ではこの「商用」という定義が話題にあがっていた。「どこまでが商用で、どこからが非商用なのか」という疑問だ。本稿を書くにあたってあらためて、Google
ジャパンに問い合わせてみた。Googleとしての見解は「ソフト自体を商用で使用してはいけない」というものだった。たとえば、無償版ソフトを有料で配布したり、一部の人しか使えない状態にしたりしてはいけないとのこと。つまり「ソフトの使用目的と成果物の用途を縛っているものではない」ということだ。

『建築ノート』 No.01

を読む。

「建築のメイキングマガジン」というサブタイトルには偽りはなく,おもしろい仕事を続けている建築家たちの働いている環境,使っている道具,考えるプロセスを丁寧に紹介している。

テキストは,対象の建築家をヒロイックに扱うのか等身大の人間として扱うのかを決めかねているようなためらいがあって少々ぶれる印象があったが,写真,とくに作業場の写真は汲めど尽きない魅力がある。被写界深度を浅くしてボケとともにおしゃれ小物を撮影したような写真よりは,ないでもない室内の写真の,コートや傘の掛け方,CDのちらかり方,イスのばらつき方なんかがおもしろい。

映画のDVDを買って,つい本編よりも特典映像のメイキングを熱心に見てしまうような人には堪えられないだろう。

学生たちの短い論考を集めた Table of Youth もおもしろい企画。定期的に開催された勉強会の成果のようだが,ブログの時代に,こうした企画が持続していくためには,このような個別の論考もさることながら,討議の内容そのものを読んでみたいと思われた。

次号にも期待したい。予告がないけど。

2006年04月29日

『悲劇週間』

を読む。

矢作 俊彦,『悲劇週間』文藝春秋,2005

若き日の堀口大学を主人公とした長編小説ときき,もっとメロウな話なのかと思ったらまったくそうではなかった。舞台はパリではなく,軍事クーデター下のメキシコ。私はメキシコの歴史はおろか,堀口大学の父がサムライ外交官とよばれた人物であったこともまるで知らずに読み始めたのだが,一気に読んだ。ラテンアメリカ文学と通ずる,濃密な熱気に満ちている。

ジェイン・ジェイコブス

が亡くなった。89歳。合掌。

Jane Jacobs, Urban Activist, Is Dead at 89 - New York Times

ハウスレクチャ,5/11 北川フラムさん

ハウスレクチャの速報です。

東北大学の堀口です。BCCにてご案内させていただいております。今年もハウスレクチャを開催して参ります。よろしくお願いします。
今年度初回は5月11日(木)19時(開場18時30分)から阿部仁史アトリエにて、ゲストに越後妻有トリエンナーレディレクターの北川フラムさん(アートフロント代表)をお呼びします。
入場料は1000円となっております。
お誘い合わせの上、是非、ご参加ください。
参加希望の方は下記のアドレスに5月2日までにご返信ください。
houselecture@a-slash.jp

2006年04月30日

600トン

大丈夫なのか,これ?
あんまり報道されていないようだけど……

桑原茂一Diary: ゴールデンウィークって…

追記:報道されはじめたようだ。

 「放射性物質は十分に拡散される。海産物の調査も実施、環境への影響は心配ない」と、原燃が強調するトリチウムなどの放射性物質を含む処理水の海洋放出は28日始まった。 

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