2019年04月04日

建築ITコミュニケーションデザイン論 2019年度

建築ITコミュニケーションデザイン論を今期も開講します。

初回は 2019年4月10日 13:00-14:30

人間・環境系研究教育棟 土木大講義室(101) にて

この講義のウェブページ: http://bit.ly/2FI5Br1

本日の出席者は57名でした。そのうち7名(約12%)がミニットペーパーを英語で書いてきた。 ハンドアウトはそれなりに英語で補っているが、もう少し英語情報を厚くした方が良さそうですね。 (ということを日本語で書いているのは矛盾だが)

次回は、少し先になりますが、5月8日です。

Alternative Office Book 3 "PAUSE"

研究室とオカムラとでつくっている Alternative Office Book の第三弾、"PAUSE" ができあがりました。 研究紹介や様々なインタビューによるもの。 私家版ですが頒布も予定しています。 ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

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2019年度の本江研究室

2019年度が始まりました。新4年生3名を加えた学生12名のチームで活動していきたいと思います。

今年度に取り組む予定の活動として、今のところありそうなのは以下の通り。 他にも仕込み中のものがいくつかありますので、具体化したら公開してまいります。

  • ワークプレイス研究
    • Alternative Office Book 4
    • 研究所の研究
    • 音声入力-ソファ系の研究
  • 震災メモリアル
    • 山元町
    • 中浜小学校
    • 山下交流センター
    • 仙台市
    • 中心部メモリアル
    • 3.11メモリアル交流館
  • フィールドデザインセンター
    • 日産スタジオ 新しいクルマ移動経験価値
    • NTTスタジオ ステルス防災とデータ収集
    • デザインスキルワークショップ 様々なデザインスキル獲得の方法論
  • 電気通信研究所 未来のオフィス
  • 創造工学研修「創造的なグループワークの技術と環境」
  • 子ども科学キャンパス「3DCG入門」

2019年02月12日

『日本人の勝算』

様々な研究成果に基づいて、人口が減少する中で経済成長するために、生産性を向上していかなければならない日本のとるべき政策について提言している。
端的に言えば、持続的な最低賃金の上昇を経済政策として行うということだ。
儲かった結果を事後的に分配することによって最低賃金を決めるのではなく、最低賃金を上げ続けると言うプレッシャーを経営者にかけ続けることによって、企業が生産性を向上していくことを求めると言う政策だ。

日本の人材は極めて有能なのに、所得が恐ろしく低い。経営者にとってこんなに楽なことはない。無能な経営者は、この状況にあぐらをかいている。あるいはこの状況を保つことにのみ知恵を使っていると言う事かもしれない。
最低賃金の上昇にふさわしく生産性を向上できない経営者は市場から退場を求められるであろう。企業は合併されて、企業規模は次第に大きくなっていく。企業規模が大きくなることが生産性の向上に寄与する。この時少なくなるのは経営者のポストだけだ。優れた経営者はこの危機を乗り越える知恵を発揮するだろう。

最低賃金の上昇が失業率の上昇をまねくと言う反論があるが、これは端的に誤解だと、さまざまな研究成果から本書では述べられている。様々な思い込みがこの国を覆っているのである。

「国連の定義では、Entrepreneurとは「市場に変化と成長を起こすような新しい発想の創出、普及、適用を促す人。チャンスを積極的に探って、それに向かって冒険的にリスクを取る人」となっています。」(p.271)
だとすれば、日本で最もアントレプレナーシップに欠けているのは、これから企業を起こそうとする人たちなどではなく、すでに企業の経営者に収まっている人たちだ。彼らの怠慢が日本の生産性を極めて低い状態に押し止めているのだ。

やらなければならないことがこんなにクリアなのに、これが実現できそうな気があんまりしない。でもあきらめてはいけないだろう。
本江正茂
Masashige Motoe

東北大学大学院工学研究科
都市·建築学専攻
都市·建築デザイン学講座
ITコミュニケーションデザイン学分野

〒980-8579
仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-06
tel. 022 795 5028
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