建築ITコミュニケーションデザイン論
2005年4月13日(水)開講です。
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻博士課程前期2年 選択科目
この講義のホームページ
建築ITコミュニケーションデザイン論
2005年4月13日(水)開講です。
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻博士課程前期2年 選択科目
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建築ITコミュニケーションデザイン論
情報技術と没場所性(その2)
ハンドアウトは前回と共通です。
次回,8月3日に補講。
期末レポート課題もこの時説明しますが,事前に学内の掲示板にレポート課題を出しておいてもらいますので,注意しておいてください。
本レポートの内容をもって成績評価を行うので、単位取得を希望する学生は必ず期限までに提出すること。
■課題
(1)講義で扱ったトピックのうち,もっとも関心をもったものを挙げ,
(2)そのトピックに関わる具体的な事例として,実在する人工物やシステム——建築,開発段階のものを含むプロダクト,各種サービスなど——を二つ以上提示しながら,
(3)それら人工物やシステムが,人々のコミュニケーションにもたらす/もたらした影響について論ぜよ。
■採点基準
採点にあたっては,全体の議論の論理的整合性および独創性を重視する。
■体裁等
emailに添付して本江まで送付する。
ファイルフォーマットはPDFとする。
ファイルサイズはなるべく5MB以内に圧縮すること。
必要に応じて図版を使用することが望ましい。
■締切と提出場所
送付先アドレス motoe@myu.ac.jp
2005年8月11日(木)のうちに送信すること。
■その他の注意事項
8月3日の補講において,課題の趣旨について再度説明する。
優れたレポートについては、内容をWWW上で公開する場合がある。
ユクスキュル, クリサート,『生物から見た世界』日高敏隆, 羽田節子訳,岩波文庫,2005

環境世界論の古典。手に入りにくくなっていたが,文庫になった。必読。
ギブソンのアフォーダンスとノーマンのアフォーダンスの違いをクリアに解説。
fladdict.net blog: アフォーダンスってなんザンス?
ダニエル・ノーマンは後年に、「誰の為のデザイン」で言及されているアフォーダンスは全て、ギブソンの言うアフォーダンスではない、と訂正を行っています。そして、ギブソンのいうアフォーダンスを実際のアフォーダンス(Real Affordance)と呼んだ上で、自らの著書内にあるアフォーダンスという文章は全て、「知覚されたアフォーダンス(Perceived Affordance)」と読むべきだ、と言及しています。
(引用者註:文中の「ダニエル・ノーマン」は「ドナルド・ノーマン」の誤り)
その訂正を行ったノーマンのエッセイがこれだそうだ。
Affordance, Conventions and Design ( jnd.org )
私の書いたグズグズと長い,ふたつのアフォーダンスの話,きちんと直していかないといけないなあ。
授業で最後に見せた錯視の事例は下記で詳しく見られます。
北岡明佳の錯視のページ
本日は都合により休講としました。
来週は予定どおり行います。
今期の今後の予定:
2006年6月21日[水] 速度とスケール
2006年6月28日[水] 休講
2006年7月5日[水] 休講
2006年7月12日[水] 「『情報化社会』論』論
2006年7月19日[水] 没場所化する社会と場所へのコミットメント
映像作家Morton Heilig が1962年に作ったVRシミュレータの先駆け。
オートバイで走る主観カメラ映像にあわせて,9つのファンから利用者の顔に風をあてたり,座席を振動させたり,花壇の脇を通るときにはジャスミンやハイビスカスの香りを聞かせたり,ブルックリンのイタリアンレストランの前を通るときにはピザを焼くにおいをさせたりするのだそうだ。
オートバイの作品の他にも,「ベリーダンサー」「砂丘のバギー」「ヘリコプター」「サビーナとのデート」「私はコカコーラのボトル」などをつくった。2分ほどの作品らしい。
via Proceedings of the Athanasius Kircher Society » Morton Heilig’s Sensorama
関連:
上記で示されているSensoramaについての言及のあるMITの論文:Joseph Nathaniel Kaye, Symbolic Olfactory Display
Morton Heilig について情報を集めたサイト:THE FATHER OF VIRTUAL REALITY
ここにはHeiligによるSensoramaのパテントもある。詳しい図解付き。飛行機の操縦の訓練なんかにこのシミュレータは有効だとしている。
いきなりですが、
次週4/18より開講します。
はじめに
今期の日程
aitcd_2007_01.pdf
データの表象
aitcd_2007_02.pdf
空間の表象
aitcd_2007_03.pdf
身体と空間1:視覚
aitcd_2007_04.pdf
本日は履修者の多くが海外研修のため休講とします。
身体と空間(3)
ユクスキュル、B. スミス、J. ギブソン
aitcd_2007_06.pdf
毎度煮え切らない状態のまま終わる回。
私自身が十分に理解できていないということなのだが。
情報の反意語は何か?
aitcd_2007_07.rtfd
情報と都市
aitcd_2007_08.pdf
速度とスケール
aitcd_2007_09.rtf
情報化社会論
授業評価アンケート
aitcd_2007_10.pdf
期末レポート課題。締め切りは8月10日。
aitcd_2007_report課題.pdf
来週、7月18日は、修士論文中間発表会のため休講。
修士一年生も発表を聞くべし。
次回は7月25日。最終回です。
最終回。
環境情報デザイン論:場所へのコミットメントをデザインする。
ハンドアウト無し。
期末レポートについては、前回のハンドアウトを参照のこと。
下記から入手できる。
http://www.mediafire.com/?ejzhhf324wy
はじめに
aitcd_2008_01.pdf
※ハンドアウトのリンクを修正しました。(2008.4.20)
来週は休講。次回は4月30日です。
↓ハンドアウトを、Scribd経由で配布してみるテスト。でかすぎてウザイですか?
既報のとおり、明日は休講です。
次回は4月30日。
WIRED VISIONに、先日の講義でふれたチャールズ・バベッジの階差機関の復元についての記事が出た。ビデオ必見。
160年を経て完成した『バベッジの階差機関』:動画で紹介 | WIRED VISION:
身体と空間(1) 視覚
aitcd_2008_04.pdf
情報の反意語は何か
aitcd_2008_05.pdf
第6回 身体と空間(2) 意味や価値は世界のどこにあるのか?
第7回 情報と都市。時間と空間の再編成
居ることの経済性、情報都市、監視社会
aitcd_2008_07.pdf
速度とスケール
aitcd_2008_08.pdf
第9回:「情報化社会」という神話
aitcd_2008_09.pdf
建築とコンピュータ
aitcd_2008_10.pdf
はじめに
aitcd_2009_01.pdf
次回は4月22日です。
もう少し収容人数の多い教室を探しますが、とりあえず109大学院講義室に集まってください。
本日から、建築ITコミュニケーション論の教室を2Fの建3教室に変更します。
データの表象
aitcd_2009_02.pdf
次回は2週休講の後、5月13日「空間の表象」です。
教室が建3教室に変更になっていますのでご注意ください。
空間の表象
aitcd_2009_03.pdf
身体と空間(1) 視覚
aitcd_2009_04.pdf
環境世界論
aitcd_2009_05.pdf
速度とスケール(短縮版)
aitcd_2009_06短縮版.pdf
情報化社会という神話
aitcd_2009_07.pdf
建築とコンピュータ
情報と都市。時間と空間の再編成
aitcd_2009_09.pdf
レポート課題を出題しました。
メールで提出してください。
2009年8月7日(金)消印(送信タイムスタンプ)有効です。
aitcd_2009_09_report課題.pdf
最終回。
レポート課題の逆、つまり「人々のコミュニケーションのありかたの変化が、人工物やシステムにもたらす/もたらした影響」について、ワールドカフェ形式で議論した。
宿主のメモもそのままPDFに含まれている。
aitcd_2009_10.pdf
はじめに。教員紹介。
aitcd_2010_01.pdf
データの表象
aitcd_2010_02.pdf
空間の表象
aitcd_2010_03.pdf
身体と空間(1)視覚
aitcd_2010_04.pdf
身体と空間(2) 意味や価値は世界のどこにあるのか?
毎年、この回の講義は難儀である。
なんでそのことが問題なのかを、建築の問題に着陸できる形で、うまく説明できないからだ。
生物は世界に意味や価値を見出しながら生きている。実感としてそうである。そのことの不思議をきちんと捉えたい。
一方、近代科学の世界観によれば、世界そのものには意味は存在しない。意味は認識されるものである。こっちにある。そっちにはない。
たとえば、色彩。
生き物は大抵、鮮血の色におびえ、新緑の色にわきたつだろう。色彩には意味があり価値がある。
しかし、近代科学における色彩は、物質表面の微細構造による反射の性質と、光の刺激に対する神経と脳の反応の問題とに分解されてしまう。
その説明は理解できるんだけど、二極化されてしまった「色彩」のありようは、どちらも生き物が普通には承知できない水準におかれてしまっている。そう説明されるとき、それはもう生き物と環境との関係のなかに見出される豊かな「色彩」とは関係ないものになってはいないか。理解はできても、生き物が環境と意味や価値をやりとりしながら生きているという出来事の説明として、得心がいかないように感じられる。直観に反する結論に至るという近代科学の醍醐味を知らないわけではない。しかし、なんだか、はぐらかされているようだ。
そこで、今日の講義では、生物が環境とかかわりながら生きていることを、議論の水準をずらさずに、説明しようとしている人たちを3人呼び出してみた。
- 環境世界論のユクスキュル
- 環境形而上学のバリー・スミス
- アフォーダンスのギブソン
しかし、今日は、それぞれのことをそれぞれに説明しているだけで、相互の連関も必ずしもうまく述べることができていなくて、断片的な話をしているだけという感じなのである。我ながら。
齋藤 暢人(早稲田大学)/染谷 昌義(東京大学)「生態心理学から環境形而上学へ ――「形式的存在論」の応用の諸相――」なんかすごく面白いと私は思うのだけれど、その面白さを、普通の建築の学生が面白がれるような形で、うまく転換できていないのであった。
この講義の一番のネタ本はこれ。今日の本江の説明はあまりよくわからなかったが、なんとなく興味をもったというむきは、まずこれを読まれよ。

"包まれるヒト―“環境”の存在論 (シリーズ ヒトの科学)" (岩波書店)
あと、たとえば記号学的な意味での色彩の話はフツーにいっぱいあるんだから、デザイン論としてはその水準でいいんじゃね? という反論への答え方も用意できてない。
もうちょっと勉強して、さらに考えないといかんな。
速度とスケール
aitcd_2010_06.pdf
次週6月2日は休講とします。
次回は6月9日です。
情報の反意語は何か?
aitcd_2010_07情報の反意語.pdf
具体と抽象の間で、
自律完結と断片の間で、
その中間的状態として、流動化しつつ、まとまりを保とうとする「情報」という状態について。
「情報化社会」という神話
aitcd_2010_08情報社会.pdf
情報と都市
aitcd_2010_09.pdf
来週6/30は休講。
次回は7/7です。期末レポートの課題を説明します。