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『アンビエント・ファインダビリティ』

を読む。

デスクで書類が見つからず「この書架がググれれば……」と舌打ちしたことがあり,紙で届く資料の山を見て「紙じゃ検索できねえだろォが」と愚痴ったことのある諸兄にはおすすめ。

"Ambient Findability"とは「見つけやすさの環境」とでも訳されようか。単なるSEOの技術的ノウハウ本とはまったく違い,世界の検索可能性の拡大についての一般的考察になっている。経路探索をふくむ情報探索行動に関するデザインの問題を網羅的に扱い,ソシオセマンティックウェブやオントロジー/タクソノミー/フォークソノミーなどの話題にも触れる。読後には散乱したデスクも違う景色に見えてくるであろう。



ピーター モービル『アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅』浅野紀予訳,オライリージャパン,2006

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2006年08月05日 18:27に投稿されたエントリーのページです。

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