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三次元の地図で道案内 - 携帯電話向けに開発

三次元の地図で道案内 - 携帯電話向けに開発 (MYCOM PC WEB):
三菱電機、NTTドコモ、パスコの3社は、インターネット経由で携帯電話に三次元都市地図とGISデータを配信する技術を開発、東京丸の内地区で、この技術を利用した歩行者ナビゲーションの実証実験を行う。

おもしろそうであり,使えなそうでもある。いろいろ不思議。

現在はGPSを用いてリアルタイムに現在地を取得することは行わないが、三菱では、将来的にはGPSの導入は必要と考えており、今後開発を進めていく意向だ。

GPSなしで現在地はどうやって取得するのかな。
人の視線の向きはどうやって取得するんだろう。ジャイロで出来るんだっけ?
それとも現在地は関係なくて,「画面に見えるような風景に向かって歩け」,という実験なのかな?一度迷ったら,もとには戻れないという……まさかね(笑)

サンプル画像はえらい抽象的だけど,看板もデータ化されてんのかな。
なんでもリッチなコンテンツにすりゃいいってもんじゃないとも思うが。
みなゲームに慣れてるから,モタモタする3次元表示はかえって嫌われそうでもある。

ていうか,丸の内はグリッドだし皇居で方位は掴めるし,迷わなくね?

追記:
ドコモのプレスリリース:携帯電話向け三次元都市地図配信技術を開発 -立体的な表示で分り易い歩行者ナビゲーション、東京丸の内地区で実証実験- <2005年2月3日>

コメント (2)

http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0203a.html
にある笑っちゃうような「システム構成のイメージ」図を無理やり深読みすると、基地局ごとに配信される内容が変わるということも考えられそうです。さらに深読みというかもはや妄想になってしまいますが、基地局を用いた測位なのかも。丸の内はいかにも重点的に基地局の密度を上げてそうな地域だし。しかし測位・配信用に全基地局に何かハードウェアを足す必要があって、それには地権者の了承を得る必要があって、その事情からも不動産屋一軒押さえればほとんど地域丸ごと使える丸の内はうってつけ。

しかし結局は「画面で再生される通りに歩け」でファイナルアンサー。GPS使わないのは、GPSだとDoCoMoは見劣りするからですよ。決まってるじゃないですか。

もとえ:

「基地局ごとに配信される内容が変わる」のなら,システム図の「基地局」は複数描かれるはず。ゆえに基地局測位説は却下。測位の測の字もないんだよねえ。

だから,まさかとは思うが,ユーザ位置の測位はしないで,とにかく画面通りに歩いて,交差点に来たら「次へ」ボタンを押す,すると次の画面が送られて来る,とか。

たぶん,GISのデータを透視図にオーバーレイして,携帯でも見られるような形で配信するサーバの方が眼目なんだろうね。「地図配信技術を開発」ってタイトルだもん。

だとすると,自分の位置を見失ったユーザにとっては,「こんな風に見える景色を探せ,近くにあるはずだ」という問題になる。

それって,

深夜、テレビ画面に舞い降りた神の話
http://210.156.35.135/~motoe/mt/archives/001090.html

と同じだよね(笑)

おお,なんだかおもしろくなってまいりました。

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2005年02月03日 16:53に投稿されたエントリーのページです。

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