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『ノスタルジア』と『サクリファイス』

DVDが出ていたので、名古屋で衝動買い。
どちらの映画も強烈な印象がありながらよく覚えていない。
石井聰亙がいう。タルコフスキーは「スリリングに眠い」。


『ノスタルジア』を見る。見直すと、たくさんのシーンが脳裏によみがえってきた。デジャヴュのような感じだ。初めて見るんじゃないんだから当たり前なんだけど、普通の「見るのは二度目」というのとは全然違う感触なので、われながらちょっと戸惑った。

ラストシーンに使われているのは、サンガルガノ大聖堂の廃墟。温泉はバーニョ・ヴィニョーニ。
生きているうちに訪れてみたい。

勢いに乗って、他のタルコフスキー作品もアマゾンでかき集めてしまう。特に『アンドレイ・ルブリョフ』が楽しみだ。鏡もストーカーも品切れになっている。廃盤でなければいいのだけれど。

コメント (2)

もとえ:

『サクリファイス』も見た。ノスタルジア同様の、おそろしく単純なストーリーだけど、じっと見てしまう。クライマックスの家が燃え落ちる長まわしのシーンは、すごい緊迫感なのだけれど、なんだか笑ってしまった。

妻役の女優も、マリアも、ただ突っ立っているだけなのにとてもきれいだ。主役のアレクサンドルは、『ノスタルジア』のドメニコと同じ役者だ。

もとなが:

とにかく家族にとっては「家」が大事なのだ、という話は時々映画で見かけますね。なんでだろう。

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2003年09月06日 00:09に投稿されたエントリーのページです。

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