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『コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ』

知らない分野のことでも、すばやく理解できるようになる方法。読み始めたら読み通さなければならないという思い込みを捨てると、本はもっとたくさん読めるようになる。

知らないでいた分野の問題に一気に肉薄する能力の重要性は建築家も変わらない。

大学で、小学校を設計する課題をやっている時、こういうタイプの学校には通った経験がないので云々と言い訳する学生に、教授(槇先生)が、経験のあるものしか設計できないのではバレスみたいなものの設計はできませんよ、と笑ったのを鮮明に覚えている。

新しい仕事には想像力が必要である。
同時に知識が必要である。
知識は本に書いてある。
得た知識を使って仕事をする。

事実と解釈とアクションを区別する「雲雨傘」というモデルは鮮やかだった。(位置No.1053)
雲が出ているという事実
雨がふるだろうという解釈
傘をもつべきというアクション
これらは一連の思考である。
傘を持つことだけ真似ても役に立たない。

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2014年05月21日 01:37に投稿されたエントリーのページです。

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