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DDS 2008開講

デジタルデザインスタジオとは大げさに銘打ったものではあるが、今日にいたって、建築設計のカリキュラムにCADの授業がほとんどないというのはマズいので、創造工学センターをつかってはじめた授業。その一回め。まだ、科目として独立しているわけではないので、通常の設計課題と並行して走る演習としている。

使うアプリはGoogle SketchUp + GoogleEarth。

無料、チュートリアルが英語ながら充実、概念モデルがシンプルなので少ない知識ですぐにとりかかれる、サンプルモデルがいっぱい手に入る、などの利点から、初学者にはよいと思った次第。コマンドには癖があるが、それはそれ。

初回の今日は、部屋への入り方、Macの起動と終了からはじまって、SUの3Dギャラリーから好きなものをダウンロードしてナビゲーションとカメラの扱いを習得。モデリングはまだやらない。見るだけ。

最後に、本日のハイライトとして、3D CADで何をしてみたいかを全員に聞いてみた。まだ何も知らないのに、いきなり自分とCADとの関係をどうつくっていくか、から入るこの方法は、西村佳哲さんから教わった、英会話そのものをいきなり教えるのではなく、英会話ができたらどうしたいかを延々と話しあうという異色の英会話学校の話に基づく。映画をつくりたいとか、いろんなシミュレーションをしてみようとか、それほど突飛な話は出てこないものの、SUの先に広がっている可能性を見渡してみるには、よいディスカッションだった。

wetpaint専用のサイトをつくって情報共有していく。
ここは、教育目的だと広告を抜いてもらえる。

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これはすごいと思ったので取り上げてみます。見る角度によって絵が変わるカード、みたことないですか?今回はそれを2Dの絵から計算して動きのある3Dの画像を自動... [詳しくはこちら]

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2008年06月10日 20:44に投稿されたエントリーのページです。

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