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「オレがやっとくよ」

Who is to blame? (内田樹の研究室):
「いいよ、これはオレがやっとくよ」という言葉で未来のカタストロフは未然に防ぐことができる。
けれどもカタストロフは「未然に防がれて」しまったので、誰も「オレ」の功績を知らない(本人も知らない)。
そういうものである。
成果主義は、この「成果にはカウントされないが、システムの崩壊をあらかじめ救ったふるまい」をゼロ査定する。
だから、完全な成果主義社会では、システム崩壊を未然に防ぐ「匿名で行われ、報酬の期待できない行為」には誰も興味を示さない。
私たちの社会システムはそんなふうにしてしだいに危険水域に近づいている。
「誰の責任だ」という言葉を慎み、「私がやっておきます」という言葉を肩肘張らずに口にできるような大人たちをひとりずつ増やす以外に日本を救う方途はないと私は思う。
前途遼遠だが、それしか方法はない。

uchida : 2007年06月08日 10:23 |

能動的な場所へのコミットメントの意義。

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2007年06月08日 11:17に投稿されたエントリーのページです。

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