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デジタルホーム,シロモノをつなぐ

ITmediaアンカーデスク:結局、“デジタルホーム”ってなんだ? (1/3)

シロモノ家電がAV製品のように横につながると、なんらかのメリットがあるのか。AV製品の場合は、コンテンツが媒介の役目を果たしている。コンテンツという情報を右から左に手渡していくために、連携が必要なのである。

 だがシロモノ家電は、各々があまりにも専門分野に特化しているため、仲介するコンテンツがない。例えば洗濯が終わったことを電子レンジに知らせても、多分、電子レンジさんは困ってしまうのである。

そこで考え得るもう一つの方向性は、いろんな家電がなんらかのセンター装置につながり、それぞれの動作状況を分析することで、総合的な何かの情報を得るということだろう。

AV機器の論理をここに持ち込むならば、シロモノ家電に対する媒介物は、人間の行動というわけだ。

人間の行動は(身体もふくめた)モノによって支えられている。モノは,音や映像のようにデジタル信号に変換してワイヤーの中を通すことができないから,モノのまま動かすしかない。

モノを動かす腕を機械化するか,モノは動かさぬことにしてとりまく環境を機械化するか,どちらかの方法がある。たとえば,前者は「片付ける腕」の機械化,後者は「収納」の機械化である。

どちらが先におこるだろうか。それとも共に進むのか。

ロボットは,家事における「片付ける腕」の機械化をすすめるだろう。洗った靴下の左右をセットにて干したり,たたんだり,アイロンかけてタンスにしまったりする。動作が複雑多岐にわたるので,「腕」を機械化することで「片付け」という動作を一気に機械化する。洗濯機や乾燥機,アイロン,ミシンなどの諸家電がロボットの腕によって統合される。もちろん次はヒューマノイドである。人間と同じ大きさと形のヒューマノイドなら,環境はそのままで,モノをそのままハンドリングできる。

一方で,収納の機械化という道は建築全体の機械化である。食器洗浄機がそのまま日常食器の収納になっている例は少なくないだろう。これを衣服にあてはめると,クローゼット全体が洗濯機になっている状態。あるいはすごく大きな洗濯乾燥機(たたみ機能つき)をクローゼットとして使うというような。脱いで放り込んでおけば,次にあけるともう着られるようになっておさまっている。この時,住宅全体が家事機械として統合される。もちろん次は都市全体が生活機械として統合されることになろう。

コメント (1)

もとえ:

勢いで書いたのを読み直して,これはよくある「壁系vs手持ち系」または「ユビキvsウェアラブル」と同じ構造だなあと,我ながら思いました。うみゅ。

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2004年09月28日 19:26に投稿されたエントリーのページです。

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