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Agile

カンガルー?がトップ。

直訳すると、機敏や俊敏。


僕は200年にボストンでMichael L. Joroff (MIT)から初めて聞いた。
Agileのイメージは、バスケットのディフェンスの動作だという。
"マイケル・ジョーダンなんかとても agile だね"

ジョーダンつながり。
古武術の身体操法。外側を強く蹴るのでなく、内側の力を抜くことで方向を変える。
サッカーの試合(Acup #2)で自分でやってみた。ジョーダン気取りとは笑止千万というなかれ。思いがけず面白いのだ。鈴木明さんだけが妙な動きだと指摘してくれた。私の知らない選手の名前をあげて、○○みたいだと。上手だとほめられた訳ではないが、ちゃんと外からも違って見えるのだなとわかった。体の動かし方に意識的であること。

UMLなんかは建築設計図をうらやましがる。俺たちには違和感がある。違うだろ?
もちろんソフトウェア開発の人も違うと思ってる。
「伝統的なエンジニアリングをソフトにたとえることには注意すべきだ。両者は全く違う活動で、全く違うプロセスを必要とする」(Martin Fowler, The New Methodology
そりゃそうだ。ていうか、むしろ、ソフトウェアのように建築を作らなくてはならなくなっているわけなのよ。

embrace change.
受容。変化を受け入れる。
プロジェクトは自ら変化するというよりも、スコープを変化させる。
このへんは以前「プロジェクト――期待の結晶」でちょっと書いた。

agile関係link

コメント (1)

もとなが:

スポーツ時ではなく、ふつうに歩きながら方向を変えるとき、左に向くなら左足(つまり内側の足)を行きたい方に向けていくわけですが、これを入れ替えて、左に向こうとするとき、右足(外側)から先に左に向ける(右の踵を外にひねる感じ)というのをやると、これも面白いですよ。スッと変わる。無駄な重心移動がない。
で、これは能の動きと非常によく似ている。実際に着物を着ると、こういう動きの方が理にかなっていて楽だということが身体的に納得できて面白いです。

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2003年11月07日 11:45に投稿されたエントリーのページです。

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