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『新ネットワーク思考』

非常に面白く読んだ。わかったようでわからない構造概念としてのネットワークが非常にクリアに説明されている。
ランダムネットワークではなくて、成長と優位選択にもとづくスケールフリーネットワークのモデル。複雑系を理解するための基本的な道具立てだ。訳者あとがきにもあるように、「ネットワーク・リテラシー」はこれから必須の感覚となるだろう。

クリストファー・アレグザンダーの『ツリーからセミラチスへ』だけだとなんだかボンヤリしているが、次にこれを読むとよくわかる。

アルバート=ラズロ・バラバシ『新ネットワーク思考—世界の仕組みを読み解く』青木薫訳、NHK出版、2002

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2003年06月09日 13:54に投稿されたエントリーのページです。

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