『アメリカ大都市の死と生』(04/22 01:16)


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"アメリカ大都市の死と生" (ジェイン ジェイコブズ)

ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』山形浩生訳、鹿島出版会、2010。全訳の新訳。

50年前の本だが、課題は今も全然変わっていない。俺達はずっと何をしてたんだろうか。

訳者も解題で言及しているが、複雑系や創発、ネットワーク理論のハブとウィークタイズの問題に、言葉こそ異なれ、1961年に独力で到達しているのには驚かされた。たとえば、p.158の「まったく予想外の人を知っている」「飛び石人間」のルーズベルト夫人。彼女自体は 伝言ゲームのための架空の人物なのだけど、「地区を本当に一体化させるためには、その全人口に対して必要となる飛び石人間は驚くほど少数ですみます。」はすっかりハブの話だ。

1992年の新装版への序、「わたしたち人類は、この世で唯一の都市建設生命体です。社会的昆虫たちの巣は、 その発達や機能や可能性において、根本的に違っています。都市はある意味では自然の生態系でもあります――わたしたちにとっては。それを捨て去ることはできません。」


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