もちろん世界にはまだまだ問題がある。だが、現状で悪いということと、変化として良くなっていることは両立する。
事実に基づき、
思い込みを排してみれば、
世界はよくなっている。
人々は豊かになっている。
本書は希望を与える。
思い込みのあり方を10の「本能」に整理する。
このようなバイアスを持っていることは進化の結果のように思うが、そう進化してきた野生のヒトと、複雑な社会システムを築き、テクノロジーで自然の進化とは違う道を走っている人間との乖離が、思い込みと事実のギャップを生み出しているのであろう。
社会的に影響力のある、なんらかの意思決定に関わる人、そうなるつもりの人は、すべからく本書を読むことを勧めたい。
今すぐ、でなくていいけどね。