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2015年05月 アーカイブ

2015年05月09日

『人工知能は人間を超えるか』

人工知能研究の現状のわかりやすい解説。いたずらにブームを煽るものではなく、研究者らしい短期的悲観と長期的楽観がバランスよく織り込まれている好著。

グーグルの「猫」のどこがそんなにすごいのか。ディープラーニングは何がディープで、これまでの機械学習と何が違うのかがよくわかる。

「特徴表現学習」や「自己符号化器」などの飲み込みにくい概念が、「47都道府県の天気予報」や「シマウマ」など、たいへんに優れた比喩で説明されている。

人工知能の仕組みに関心のある人が、浮き足立つことなく最初に読むべきものとしてお勧め。

2015年05月17日

基礎設計B 2015 3Dモデリング

2015.5.18

担当  本江正茂、大風 翼、古川 幸

この課題のホームページ http://www.motoelab.com/blog/20150517223815.html

提出状況

本課題の提出は6/29で締め切りました。提出状況は下記の通りです。異議ある場合は本江までメールで連絡をください。 遅れ提出を含め、下記のとおり更新しました。(7/15, 7/7)

下記からの提出を受理しています。

B3TB5003, B4TB5002, B4TB5004, B4TB5006, B4TB5007, B4TB5011, B4TB5014, B4TB5015, B4TB5018, B4TB5021, B4TB5022, B4TB5029, B4TB5031, B4TB5034, B4TB5035, B4TB5039, B4TB5040, B4TB5044, B4TB5047, B4TB5051, B4TB5053, B4TB5054, B4TB5055, B4TB5057, B4TB5060, B4TB5064, B4TB5065, B4TB5069, B4TB5074, B4TB5075, B4TB5076, B4TB5078, B4TB5081, B4TB5082, B4TB5089, B4TB5091, B4TB5093, B4TB5096, B4TB5098, B4TB5099, B4TB5100, B4TB5103, B4TB5104, B4TB5105, B4TB5108, B4TB5109, B4TB5112, B4TB5113, B4TB5114, B4TB5116, B4TB5117, B4TB5120, B4TB5124, B4TB5125, B3TB5504, B3TB5506

以下の学生は遅れ提出として受理しました。

B4TB5009, B4TB5024, B4TB5028, B4TB5032, B4TB5052, B4TB5079, B4TB5056, B4TB5094, B4TB5033, B4TB5025, B4TB5070, B4TB5086, B3TB1083, B4TB5123

以下の学生は提出物が不足していますので受理できません。

以下の学生は履修登録していますが、提出がありませんでした。

B4TB5092, B4TB5121, B5TG1001

以上

目的

3次元空間と2次元図面の関係を理解し、自在に往き来することは、設計者のみならず、建築に関わる仕事をする上で必須の能力である。この課題では3Dソフトの SketchUp を用いて3次元空間をモデリングする手法を学ぶ。 前課題でおこなった実測データから、立体としての建築を3Dモデルとして再構成する。 また、流体解析ソフト(CFD: Computational Fluid Dynamics)を用いた熱力学的シミュレーションや構造解析のシミュレーションについて知り、ひとつの Building Information Model が建築の様々な局面で利用しうることを理解する。

創造工学センター デジタルアトリエについて

  • 東北大学青葉山キャンパス 創造工学センター 1F デジタルアトリエ
  • http://www.ip.eng.tohoku.ac.jp/
  • 別紙に示す「使用上の注意」を参照のこと。 工学部全体の共用施設なので、その利用にあたっては格別の注意が必要である。
  • 入室権限を付与するため、学生証のカード番号(顔写真下の数字10桁)をすでに集めた。未提出のものは申し出ること。

グループ分け

  • デジタルアトリエの機材数に制限があるため、履修者を前半(13:00-15:15 )と後半(15:25-17:50)に分けて実施する。
  • 工学演習C,Dを履修している学生 および工学演習を履修していない学生 のグループ(D組)と、工学演習A,Eを履修している学生のグループ(E組)とに2分する。
  • 本課題の全4回については授業開始時間がグループによって異なるので、下記の日程に注意し、開始時間に会場に集合する。待ち時間は自習のこと。
  • SketchUpをインストールしたPCを持参してもよい。

SketchUp とは?

  • Trimble社が提供する3Dモデリングソフト。
  • 自習用に無料版(SketchUp Make)をダウンロードして各自のパソコンにもインストールしておくこと。Windows版とMac版がある。
  • http://www.sketchup.com/ja

課題

「齋藤氏庭園 」の3Dモデルを制作する。

課題2で実測した資料にもとづいて「齋藤氏庭園」担当建物の3Dモデルを制作する。

実測野帳

下記から、各自の担当する建物の実測野帳をダウンロードして資料とする。

パスワード付きのzipファイルなので、ファイルを開くためには授業の際に示すパスワードを使用する。

ファイル名の文字化け等の問題がある場合は、下記からダウンロードしてみてください。 暗号化されたzipを解凍すると、ひとつのファイルにまとめたPDFが出てきます。パスワードは上記と同じです。

ただし、創造工学センターのMacにはパスワード付zipに対応する解凍ソフトがインストールされていません。下記の方法で解凍してください。

成果物

前課題で実測を担当した建築のモデルを作成し、以下の5ファイルに整理して、6月29日(月)までに電子メールで提出すること。

  1. 作成したモデル(skp)のファイルそのもの。
  2. 建築のジオメトリーを示すアクソノメトリック図(ax): 通り芯、階、棟、軒など。
  3. 外観透視図(ext)1面:もっとも特徴をよくあらわす構図で。できればレンダリングする。
  4. 内観透視図(int)1面:もっとも特徴をよくあらわす構図で。できればレンダリングする。
  5. 平面図(plan)1面:建築の特徴をよく示す水平面で切断する。遠近法ではなく平行投影で。
  6. 断面図(sec)1面:建築の特徴をよく示す垂直面で切断する。遠近法ではなく平行投影で。

提出方法

  • モデルはSketchUpのファイルのまま、画像はjpgフォーマットとする。
  • ファイル名は下記のとおりとする。例:5028-plan.jpg
    1. 学籍番号下4桁.skp
    2. 学籍番号下4桁-ax.jpg
    3. 学籍番号下4桁-ext.jpg
    4. 学籍番号下4桁-int.jpg
    5. 学籍番号下4桁-plan.jpg
    6. 学籍番号下4桁-sec.jpg
  • 上記の6ファイルを一通の電子メールに添付して送信
  • 提出先メールアドレス:tonchiku.dds@gmail.com
  • メールの件名:2015基礎設計B-学籍番号下4桁
  • 提出期限:2015年6月29日のタイムスタンプ有効

宿題

6月1日の授業までに、SketchUpの入門ビデオ 4本 を見て内容をマスターしておくこと。次回以降は、これらの内容を理解しており、関連する基本操作は習得しているものとして進めます。

  1. Getting started with SketchUp - Part 1 (10:07): 基本操作、簡単な家
  2. Getting started with SketchUp - Part 2 (8:44): 寸法、offset、followMe
  3. Getting started with SketchUp - Part 3 (14:37): interior, 3D gallery, guidelines, camera, paint, move
  4. Getting started with SketchUp - Part 4 (12:12): Groups, component ←これらの概念がわかっていないと複雑なモデルはつくれない。

日程

  1. 5月18日(月) モデリング課題説明@102
  2. 6月1日(月)13:00-E組, 15:25-D組 | モデリング作業
  3. 6月8日(月) 13:00-D組, 15:25-E組 | モデリング作業
  4. 6月15日(月) 13:00-E組, 15:25-D組 | CFD
  5. 6月22日(月)13:00-D組, 15:25-E組 | CFDと構造, 次の課題「プレゼンテーション」についての出題
  6. 6月29日(月) 課題提出締め切り(メールで提出)

5月18日(月) モデリング課題説明

  • この資料について。

6月1日(月) モデリング作業

  • アカウント、創造工学センターとコンピュータの使用について。
  • 製作するモデルの抽象度について。
  • 実測してきた形と、その背後にある幾何学的秩序との関係を意識して、整合性のあるモデルを作成する。
  • メンパー、ディメンション、ジオメトリーを意識する。
  • 教員とTAに不明な点について聞きながら、時間まで課題のモデリング作業を行なう。
  • 使うテンプレートは、「建築デザイン - ミリメートル」
  • こまめに保存(command + S): とにかくファイルをこまめに保存すること。
  • Layers:操作対象の可視/不可視を使い分けて操作する。Groups, Compornent の概念を理解してから使うこと。
  • 要求成果図面についての詳細な説明
  • 操作が分からないときは、チュートリアルビデオを何度でも見ること。

6月8日(月) モデリング作業

  • 作業の続き
  • 教員とTAに不明な点について聞きながら、時間まで課題のモデリング作業。
  • 今日のコマンド
  • 断面の切り出し方
  • ツール/断面平面
  • カメラ/遠近法 or 平行投影
  • カメラ/標準ビュー
  • 画像ファイルの保存の仕方
  • ファイル/エクスポート/2Dグラフィック… *.jpgで保存
  • ウィンドウ/シーン を使うと「見え方」を保存できる。

6月15日(月) 課題 CFD

  • 授業にて指示する。

6月22日(月) 課題 CFDと構造

  • 授業にて指示する。

6月29日(月)課題提出締め切り

  • 前述の課題提出方法を参照。

参照

SketchUp、FlowDesignerについて

齋藤氏庭園について

TIPS

バックナンバー

以上

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